aibo

1月11日、ソニーから犬型家庭用ロボット「aibo(アイボ)」が発売された。


aiboは、人工知能AIによってどういった行動をすると飼い主の感情が変化するのかを学習する。例えば、「お手」をすると特に喜ぶ人に対しては頻繁にするようになり、鳴き続けて不機嫌になる人には鳴かなくなる。AIの進化は、人間の心を読む段階に入ってきている。
鼻に搭載した画像認識カメラ、頭部や下あごのタッチセンサー、音声認識の3つから、アイボに接した時の感情や気持ちの変化といった人の「情報」を得る。タッチセンサーはなでられたかどうかに加えて、その強さも認識する他、笑顔なども自動で検知する。構ってくれる人はカメラで顔を覚え、ランク付けされ、上位の人ほど良く寄り添い、構ってくれないといじける。 (日本経済新聞より)


ペットのロボット化は今に始まったことではない。約20年前に発売された「たまごっち」(バンダイ)から始まり、熱帯魚をパソコンで育てるソフトや、最近では「ブラウンファーム」(LINE)が流行した。aiboも同様にヒットするのだろうか?もし「一家に一台(匹)」のような時代がくればどうなるのだろうか?そうなれば、人は相手の心を読むことを今以上にしなくなるのでは?と思うとゾッとする。


もちろん、人工知能の開発はネガティブなことではない。でも、私たち人間が人工知能をどう活用するかを考える時期に来ているのではないかと思います。

コメント

人気の投稿