論理的思考力

AI時代 僕らの備え  めざせ「ロボにできぬ仕事」

今日の日本経済新聞夕刊の一面に載っていた記事のタイトルです。

人工知能(AI)があらゆる場面で登場する社会の到来が迫る中、新時代に対応した能力を子どものうちに伸ばそうという動きが広がっているそうです。

これは、最近注目を集めている「非認知能力」のことですね。

その中でも、この記事では「論理的思考力」の重要性が強調されていて、AI時代に必要な力を育むと注目されている一つが、

「科学 Science」
「技術 Technology」
「工学 Engineering」
「数学 Mathematics」

の頭文字をとった「STEM(ステム)教育」で、4科目を統合した学びから、科学知識が日常生活に関わることを体験し、問題解決に役立てることを重視する教育だそうです。

この話だけを聞いていると、これからは「理系」が重要かと思ってしまい、子どもに数学と理科の勉強ばかりをさせてしまいそうですが、実は、それ以上に大切な科目・能力があります。

それは、「国語」、つまり「読解能力」です。

最近の子どもは、読解能力が低下していると言われています。

算数の計算がわかっても、文章問題の意味が把握できない子どもが多いのだそうです。

この記事の中でも、このように書かれています。

「人間は曖昧な指示でも意図をくんで動けるが、ロボットはそうはいかない。コンピューターが理解できる細かな作業手順に翻訳するには理系だけでなく国語の能力も必須。」

そして、言語能力が最も身につくのは、乳幼児期だと言われています。

これから「読書の秋」を迎えます。

是非ご家庭でも、子どもたちに絵本を読み聞かせてあげたり、子どもたちが絵本に親しむ環境を作ってあげていただきたいと思います。

たまには休日を図書館で過ごすのもいいかもしれませんね。

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