GTサミットに参加しました

今週21日~22日の二日間、東京で開催された「GTサミット」に参加してきました。
「GTサミット」とは、保育環境研究所ギビングツリー主催の年に1回の園長研修です。
 
 
 
1日目は、新宿せいが子ども園への園見学、代表の藤森平司先生の講演、そして今回はゲストとして、幼稚園教育要領や保育所保育指針の改定などに関わられている白梅学園大学教授の無藤隆先生による指針改定についての講演がありました。
 
 
 
 
 
日目は、会員園の実践報告、養成校の先生による学生の現状についてのお話、最後に藤森先生の講演で2日間の研修が終わりました。
今回の研修に参加して、改めて「見守る保育(藤森メソッド)」が時代の最前線をいく保育だと実感しました。21日の朝、新幹線に乗る前に日本経済新聞を買って読んでいると、
 
「保育所 幼児教育の場に」
 
という記事が載っていました。
 
 
これまでは就労支援のための施設と捉えられていた保育所が、OECD(経済協力開発機構)による報告書「スターティングストロング」や、ノーベル経済学賞を受賞したジェームス・ヘックマンの教育投資効果の研究などの影響により、世界各国で乳幼児教育に注目が集まり、幼児教育の場として認められてきているという内容でした。
 
日本経済新聞に保育の質の記事が載ることはこれまではあまりなかったことです。保育所における保育の質が子どもたちの将来にとって重要であることがやっと世間に理解されてきたのだと思います。この潮目を逃さず、保育所やこども園も幼稚園と同様に「幼児教育の場」であるということを、しっかりと社会にアピールしていかなければいけません。
 
今回の研修で学んだことをしっかりと当園の保育の質に繋げていきたいと思います。

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